単衣(ひとえ)半襦袢(うそつき)と裾除けの作り方(女性用22)|二部式襦袢
¥1,375 (税込)
「女性用単衣(ひとえ)半襦袢(うそつき)と裾除けの作り方」の指南書です。上下つながった長襦袢ではなく、上下が分かれた二部式の襦袢で、身頃部分と裾よけの上布に晒(さらし)または新モスを使い、袖と裾に襦袢地をつけたものとなっています。袖は取外しタイプのものではありません。二部式襦袢のメリットとしては、肌襦袢の着用を省略できる点、また、上下に分かれているからこそ、衿と裾のそれぞれの着付けが決めやすい点を挙げることができます。裾除けでは、衿を気にせずに、裾先に向かって筒形につぼまるように、左右の褄先を少し上げながら着付けをできますし、半襦袢では、裾を気にせずに、衿を綺麗に合わせることに集中できます。仕立てとしては、単衣ですので、全体を通して難しい箇所はほとんどなく、はじめての和裁として最適で、当アトリエ本の中では、単衣長襦袢の作り方と並んで、最も注文の多い一冊です。
全26ページ(A4カラー両面印刷、ファイル製本)
【 採用している仕立ての方法 】
袖下 | 袋縫い |
背縫い | 2本縫い、馬のり(下13cm)まで斜めに折り、かくしじつけをして、耳ぐけ |
脇縫い | 縫い代は斜めに折り、かくしじつけをして、耳ぐけ |
衿 | バチ衿 背の中心で接ぎ、縫い代を三つ衿芯の代わりにしています |
裾よけ | 襦袢地の上部に上布、両端に紐をつけています |
※1 並巾の襦袢地(反物)にしるしをつけながら、手縫いで作る場合の指南書となっており、型紙やミシンは使いません
※2 写真の掲載はありませんが、手縫いの工程を細かく設定して、その工程ごとに分かりやすい図を掲載していますので、図説をよく読んで、順番に手縫いを進めていけば、はじめてでも、綺麗に作品を完成させることができるようになっています
※3 柄合わせについての記載はありません
【 寸法表 】
参考として、標準サイズを基に算出した寸法表を掲載しています
【 特記事項 】
単位 | cm(センチメートル) | 尺の記載:無 |
しるしつけ | 熱で消えるペン(仕上げで消す) | ヘラつけの記載:無 |
※4 下記については、当サイト内に掲載していますので、リンクをクリックしてご確認ください
着物を仕立てる際に必要な和裁道具 |
着物の仕立てに入る前の下準備(水通し・地のし等) |
和裁の縫い方(針の動かし方)等 |