袷(あわせ)着物の作り方(男性用2)|通し裏
¥2,420 (税込)
「男性用袷(あわせ)着物の作り方」の指南書です。裏は通し裏仕立て(胴裏と裾まわしを接がずに、並巾の裏地で裏全体を仕立てる方法)です。裏地は、高級品には羽二重を使いますが、普通は正花(しょうはな)という木綿の生地を使うことが多いです。袷ですので、表と裏の釣り合いをとるのがやはり難しいですが、女性用とは違って胴裏と裾まわしを接がなくてよいので、その分つれやだぶつきが出にくく、表と裏をとじるときに十分注意すれば、比較的作りやすい作品ともいえます。
全55ページ(A4カラー両面印刷、ファイル製本)
【 採用している仕立ての方法 】
柄合わせ | 説明なし |
裏地 | 並巾、通し裏(肩で揚げ) |
袖 | 袷仕立て |
衿 | 棒衿(背中心から衿先まで同じ巾)、くけ衿 |
脇縫い | 内揚げ縫い代を三角に開き、コテでおさえる(表) |
裾 | 裾芯を入れて、ふき3mm、横とじ |
※1 並巾の着物生地(反物)にしるしをつけながら、手縫いで作る場合の指南書となっており、型紙やミシンは使いません
※2 写真の掲載はありませんが、手縫いの工程を細かく設定して、その工程ごとに分かりやすい図を掲載していますので、図説をよく読んで、順番に手縫いを進めていけば、はじめてでも、綺麗に作品を完成させることができるようになっています
※3 柄合わせについての記載はありません
【 寸法表 】
参考として、標準サイズを基に算出した寸法表を掲載しています
【 特記事項 】
単位 | cm(センチメートル) | 尺の記載:無 |
しるしつけ | 熱で消えるペン(仕上げで消す) | ヘラつけの記載:無 |
※4 下記については、当サイト内に掲載していますので、リンクをクリックしてご確認ください
着物を仕立てる際に必要な和裁道具 |
着物の仕立てに入る前の下準備(水通し・地のし等) |
和裁の縫い方(針の動かし方)等 |
着物のたたみ方(本だたみ) |