単衣(ひとえ)羽織の作り方(男性用13)
¥2,090 (税込)
「男性用単衣(ひとえ)羽織の作り方」の指南書です。裏地のない単衣羽織ですが、身頃に肩すべり、袖に袖すべりをつける場合についても解説しています。衿の仕立ては少し複雑(袷羽織と同じ作り方)ですが、単衣仕立ては、表と裏の釣り合いをとる工程がないため、比較的作りやすい作品となっています。男性では、単衣の羽織と単衣の着物を同じ生地で作るアンサンブルも人気ですが、アンサンブルを作る際も、この単衣羽織の作り方と別途販売している単衣着物の作り方で作成可能です。アンサンブルを作る際は、アンサンブル用反物の総丈で間に合うように、縫い代や羽織の引き返し、着物の内揚げなどの寸法を調整しながら、上手に積もってください。アンサンブルでは、無地や無地に近い生地を選ぶと、他の羽織や着物と合わせることもでき、重宝します。
全43ページ(A4カラー両面印刷、ファイル製本)
【 採用している仕立ての方法 】
袖 | 袖口布を付け、袖下は袋縫い ※ 袖すべりを付ける場合についても解説しています |
背 | 袋縫い |
脇 | まちを付けています |
裾 | 引き返しを三つ折りぐけ、前身頃は前下がり |
衿 | 衿芯(三河木綿 または 新モス)を入れて、表衿を4mm 持ち出し、衿肩まわりには力布 |
肩すべり | 身頃の肩から後にかけて、肩すべりを付ける場合についても解説しています |
※1 並巾生地(反物)にしるしをつけながら、手縫いで作る場合の指南書となっており、型紙やミシンは使いません
※2 写真の掲載はありませんが、手縫いの工程を細かく設定して、その工程ごとに分かりやすい図を掲載していますので、図説をよく読んで、順番に手縫いを進めていけば、はじめてでも、綺麗に作品を完成させることができるようになっています
※3 柄合わせについての記載はありません
【 寸法表 】
参考として、標準サイズを基に算出した寸法表を掲載しています
【 特記事項 】
単位 | cm(センチメートル) | 尺の記載:無 |
しるしつけ | 熱で消えるペン(仕上げで消す) | ヘラつけの記載:無 |
※4 下記については、当サイト内に掲載していますので、リンクをクリックしてご確認ください
着物を仕立てる際に必要な和裁道具 |
着物の仕立てに入る前の下準備(水通し・地のし等) |
和裁の縫い方(針の動かし方)等 |
羽織のたたみ方 |