Welcome to 南青山 和裁アトリエ Online Shop

【女性浴衣の作り方】反物からの手縫い手順をご紹介

仕上げのアイロン

今回は、女性浴衣の作り方の手順を紹介します。

ご紹介する作り方は、

並巾の浴衣生地(反物)にしるしをつけながら、手縫いで作る場合の手順となっており、

型紙やミシンは使いません。

当アトリエ本の内容に沿った作り方になっていますので、

当アトリエ本「 【 着物の作り方・仕立て方 女物5|本 】女物 浴衣 」のご購入を検討されている方も、

作り方の内容について、ご確認くださればと思います。

1.袖を縫う

袖は、袖下から丸みを通って袖口下を縫い、

袖口をくけて、丸みを整えます。

(袖下は袋縫いです。)

浴衣の袖(手縫い)

2.後身頃同士の背を縫う

背縫いは、2本縫いです。

浴衣の背縫い

3.前身頃と後身頃の内揚げを縫う

内揚げを縫い、縫い代を身頃にくけます。

(前身頃、後身頃の両方とも)

内揚げを縫ってくける

4.前身頃と後身頃の脇を縫う

前身頃と後身頃を合わせて、脇を縫います。

前身頃と後身頃の脇を縫う

5.内揚げ部分の脇の縫い代を三角に開き、くける

内揚げの位置で脇の縫い代を三角に開き、

三角部分をくけます。

脇の縫い代を三角に開きくける

6.身頃に袖をつける

袖と身頃を合わせて袖をつけ、

振りを綺麗に整えて、

振りの縫い代を耳ぐけします。

袖つけと耳ぐけ

7.脇の縫い代を耳ぐけする

脇の縫い代を身頃に耳ぐけします。

(後身頃の揚げから前身頃の裾まで、

 肩まわりもぐるりとくけます。)

脇の縫い代の耳ぐけ

8.衽の褄下部分をくける

衽にしるしをつけ、

褄下の部分を先にくけておきます。

(三つ折りぐけ)

衽の褄下部分の三つ折りぐけ

9.前身頃に衽をつける

衽と前身頃を合わせて、衽下がりまで縫い、

縫い代を衽にくけます。

(折り伏せぐけ)

前身頃と衽を縫い、縫い代を折り伏せぐけ

10.裾をくける

裾を三つ折りぐけにします。

裾を三つ折りぐけ

11.身頃に衿をつける

身頃に衿をつけて、

衿肩あきの角に力布、衿肩まわりに三つ衿芯をつけ、

衿をくけてから、

衿の上に共衿をくけます。

身頃に衿をつけてくける

12.仕上げ

仕上げのアイロンをかけます。

仕上げのアイロン

13.完成

女性浴衣の完成です。

女性浴衣の完成

14.まとめ

今回は、女性浴衣の作り方の手順を紹介しました。

皆さんも、お気に入りの浴衣生地(反物)を見つけて、ご自分で浴衣を作ってみませんか?

当アトリエでは、浴衣の作り方(和裁の本)を販売しています。

初心者の方でも、悩むことなく完成できるよう、丁寧な、工程ごとの図説となっておりますので、

是非下記のリンクをクリックして、ご来店ください。

Cart

Your Cart is Empty

Back To Shop