胴抜き長襦袢の作り方(女性用6)|振袖用
¥1,650 (税込)
「女性用胴抜き長襦袢の作り方(振袖用)」の指南書です。着物用の胴抜き長襦袢と同じく、袖は無双袖、身頃は単衣(ひとえ)で、裾を2mmのふきに仕上げる胴抜き仕立てで、振袖から覗く箇所は袷(あわせ)仕立てのように見えるので、成人式の振袖に合わせて着用できます。着物用との違いは、袖と袖つけの寸法、また、袖下に丸みをつける点、加えて、振袖の中で長襦袢の袖がねじれないように、長襦袢の袖口下をとめる点です。振袖は振りの開きが大きく、長襦袢が見える頻度も面積も大きくなりますので、振袖に合わせた襦袢地(色や柄)を選んで、美しい着姿を楽しんでくださればと思います。
全31ページ(A4カラー両面印刷、ファイル製本)
【 採用している仕立ての方法 】
衿 | バチ衿 半衿がかかる部分は、新モスを接いでいます |
袖 | 無双袖 振袖に合わせて丸みをつけ、中で袖がねじれないように、袖口下をとめています |
背縫い | 袋縫い |
脇縫い | 内揚げ縫い代を三角に開き、脇縫いの縫い代を前身頃側折り込み、くけています |
裾 | 裾芯(新モス)を入れて横とじ、ふきは2mm |
※1 並巾の襦袢地(反物)にしるしをつけながら、手縫いで作る場合の指南書となっており、型紙やミシンは使いません
※2 写真の掲載はありませんが、手縫いの工程を細かく設定して、その工程ごとに分かりやすい図を掲載していますので、図説をよく読んで、順番に手縫いを進めていけば、はじめてでも、綺麗に作品を完成させることができるようになっています
※3 柄合わせについての記載はありません。
【 寸法表 】
参考として、標準サイズを基に算出した寸法表を掲載しています
【 特記事項 】
単位 | cm(センチメートル) | 尺の記載:無 |
しるしつけ | 熱で消えるペン(仕上げで消す) | ヘラつけの記載:無 |
※4下記については、当サイト内に掲載していますので、リンクをクリックしてご確認ください
着物を仕立てる際に必要な和裁道具 |
着物の仕立てに入る前の下準備(水通し・地のし等) |
和裁の縫い方(針の動かし方)等 |
長襦袢のたたみ方(襦袢だたみ) |