袷(あわせ)長襦袢の作り方(男性用11)|東京衿 裏地広巾用
¥1,650 (税込)
「男性用袷(あわせ)長襦袢(東京衿)の作り方」の指南書です。当アトリエで販売している男性用の袷の長襦袢の作り方は4種類あり、袷仕立て(袖は無双袖、裾は3mmのふき)は共通ですが、衿が通常衿か東京衿か、また、裏地が並巾用か広巾用か、に違いがあり、それぞれの組み合わせで4種類となっています。この指南書は、衿が裾まで繋がっている東京衿(男性の長襦袢では一般的)で、裏地が広巾用の作り方ですので、ほかのものと間違えないようにご注意ください。広巾の裏地は、裏の背縫いが不要ですが、表と裏をとじる際に、裏地の背中心にとじ目(小さな針目)が出ます。袷の長襦袢は、単衣仕立てや胴抜き仕立てより難しくはありますが、やはり袷仕立てですので暖かく、多くの方に愛用されています。
全30ページ(A4カラー両面印刷、ファイル製本)
【 採用している仕立ての方法 】
胴裏 | 広巾 |
衿 | 東京衿 棒衿(背中心から衿先まで同じ巾) 半衿がかかる部分は、新モスを接いでいます |
袖 | 無双袖 |
脇縫い | 内揚げ縫い代を三角に開き、コテでおさえる(表) |
裾 | 引き返し、ふき3mm、横とじ |
※1 並巾の襦袢地(反物)と広巾の裏地にしるしをつけながら、手縫いで作る場合の指南書となっており、型紙やミシンは使いません
※2 写真の掲載はありませんが、手縫いの工程を細かく設定して、その工程ごとに分かりやすい図を掲載していますので、図説をよく読んで、順番に手縫いを進めていけば、はじめてでも、綺麗に作品を完成させることができるようになっています
※3 柄合わせについての記載はありません
【 寸法表 】
参考として、標準サイズを基に算出した寸法表を掲載しています
【 特記事項 】
単位 | cm(センチメートル) | 尺の記載:無 |
しるしつけ | 熱で消えるペン(仕上げで消す) | ヘラつけの記載:無 |
※4 下記については、当サイト内に掲載していますので、リンクをクリックしてご確認ください
着物を仕立てる際に必要な和裁道具 |
着物の仕立てに入る前の下準備(水通し・地のし等) |
和裁の縫い方(針の動かし方)等 |
長襦袢のたたみ方(襦袢だたみ) |