袷(あわせ)着物の作り方(女性用3)|胴裏(裏地)並巾用
¥2,640 (税込)
「女性用の袷(あわせ)着物で、裏地(胴裏)が並巾用の作り方」の指南書です。裏地(胴裏)が広巾用の袷着物の作り方も、別途販売していますので、間違わないようにご注意ください。裏地(胴裏)が並巾の場合は、裏も後身頃の背縫いを行うので、表と裏をとじる際に、双方の縫い代同士をとじることができ、裏の表にとじ目(針目)が出ないというメリットがあります。袷着物の作り方で最も難しい点は、表と裏の釣り合いをとることで、表と裏の釣り合いが悪いと、表地がつれたり、だぶついたりしてしまいます。特に絹素材はとても柔らかく、少しのつれやだぶつきも目立ってしまいますので、はじめて袷着物を手縫いする場合には、釣り合いをとるのがなかなか難しいかと思いますが、少しでも釣り合いが悪いときは、根気よく縫い直して、一つ一つの工程をクリアしていってくださればと思います。
全58ページ(A4カラー両面印刷、ファイル製本)
【 採用している仕立ての方法 】
柄合わせ | 柄物と縦縞の場合の柄合わせの注意すべき点を図説しています |
胴裏 | 並巾 ※ 広巾用も別途販売していますので、間違わないようにご注意ください |
袖 | 袷仕立て |
衿 | 広衿 |
脇縫い | 内揚げ縫い代を三角に開き、コテでおさえる(表) |
裾 | 裾芯(新モス)を入れて、ふき3mm、横とじ |
※1 並巾の着物生地(反物)にしるしをつけながら、手縫いで作る場合の指南書となっており、型紙やミシンは使いません
※2 写真の掲載はありませんが、手縫いの工程を細かく設定して、その工程ごとに分かりやすい図を掲載していますので、図説をよく読んで、順番に手縫いを進めていけば、はじめてでも、綺麗に作品を完成させることができるようになっています
【 寸法表 】
参考として、標準サイズを基に算出した寸法表を掲載しています
【 特記事項 】
単位 | cm(センチメートル) | 尺の記載:無 |
しるしつけ | 熱で消えるペン(仕上げで消す) | ヘラつけの記載:無 |
※下記については、当サイト内に掲載していますので、リンクをクリックしてご確認ください。
着物を仕立てる際に必要な和裁道具 |
着物の仕立てに入る前の下準備(水通し・地のし等) |
和裁の縫い方(針の動かし方)等 |
着物のたたみ方(本だたみ) |